NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」のおばぁ役で人気を集め、6日に87歳で死去した俳優平良とみ(本名トミ子)さんの葬儀・告別式が8日、那覇市で営まれた。

 芸能関係者ら約900人が参列し「沖縄だけでなく日本全国のおばぁとして、唯一無二の存在だった」と別れを惜しんだ。

 会場には満面に笑みを浮かべた遺影が飾られ、平良さんのゆっくりとしたテンポの優しい語りが流れた。夫で俳優の平良進は「夫婦二人三脚で芝居一筋に歩んできた幸せな人生でした」とあいさつ。「つらく寂しい思いですが、とみの芝居への思いを無駄にせず、微力ながら頑張っていきます」と涙ぐんだ。

 映画「ナビィの恋」で共演した俳優でタレントの津波信一は「とみさんの大きな優しさがあったから、ここまで芸能活動を続けてこられた。本当に大きな存在だった」と語った。

 平良さんは2001年、「ちゅらさん」でヒロインの祖母役を演じ、小柄な容姿や愛らしい笑顔で全国的に人気を博した。