俳優松山ケンイチ(30)が6日、東京・台東区の銭湯「有馬湯」で、映画「の・ようなもの のようなもの」(16日公開、杉山泰一監督)の大ヒット祈願イベントに出席した。
撮影時よりもふっくらした姿で登場すると、三遊亭小遊三(68)から「この貫録なら、大ヒット間違いなしでしょう」と、体形をいじられ、ヒットに太鼓判を押された。
「有馬湯」は劇中にも登場した銭湯で、松山が古典落語の代表的な演目「初天神」を披露した場所でもある。撮影していた14年以来の訪問で、「一昨年なので、ものすごくなつかしい感じ。今でもここで『初天神』をやらせていただいていたのは信じられない」と、浴場に響き渡る声を楽しんでいた。初天神は10~15分ほどの演目。松山は「どこをどう切っていいか、監督に任されていた。楽しい作業だった」と振り返った。小遊三からも「見事な『初天神』でした」と絶賛された。
一方で松山は、故森田芳光監督がメガホンをとった前作「の・ようなもの」に続いて出演した内海桂子(93)から、まさかのダメ出しを受けた。「こういういい男は、芸が難しいんだよ。こういう顔じゃ、笑えないでしょう? あっち(小遊三)は笑えるけどね」。イケメンぶりが落語には不向きとバッサリ切られ、苦笑いしていた。
ほか伊藤克信(57)杉山監督、古今亭志ん丸(43)が登壇した。小遊三と志ん丸は、イベント前に高座に上がり、40人のファンを楽しませた。



