山田洋次監督(84)の新作「家族はつらいよ」(3月12日公開)完成報告会見が19日、都内で行われた。山田監督は13年「東京家族」で家族を演じた8人と撮影中に交わした雑談の中で、蒼井優(30)の知人の夫婦で、妻が誕生日に夫に離婚届を渡した話が原案になったと明かした。
山田監督が「原案、蒼井優にしないといけないんじゃないか」と笑った。さらに主演の橋爪功(74)は、会見前の舞台あいさつで「蒼井が楽屋で『これからは私のことを、先生と呼んで』と言っていて、開いた口がふさがらなかった」と笑いながら暴露した。
蒼井は「笑ってしまうほど不幸な友人(の話)が原案で、正直、私は原案ではないです」と恐縮した。ただ、山田監督から「話を聞いて覚えていた。先生です」と突っ込まれると「じゃ」と言って照れ笑いを浮かべた。恋人役の妻夫木聡(35)とともに質問された際に妻夫木から「先生から」と促されると、苦笑した。
「家族はつらいよ」は、山田監督が「男はつらいよ」シリーズ以来20年ぶりに手がけた喜劇映画で、この日は吉行和子(80)西村雅彦(55)中島朋子(44)林家正蔵(53)も参加した。正蔵は母海老名香葉子さん(82)妻、姉泰葉(55)と試写を見たという。母からは「こんな(にいい)映画を作ってくれて、親孝行したね。海老名家もつらいね」と言われたと明かし、苦笑した。



