関ジャニ∞の村上信五(34)が23日、大阪・サンケイホールブリーゼで、ひとり舞台シリーズ第8弾「If or…8」の千秋楽を迎え、カーテンコールでは得意のフリートークで、渋谷すばる(34)の“身長詐称”を取り上げ、客席を大爆笑に包んだ。

 学歴詐称疑惑で活動自粛に追い込まれた経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏が注目を集める中、仲間の詐称疑惑をネタに笑いを奪った。

 村上はまず、自分の身長が中学2年で130センチ台だったと告白。ジャニーズ入りしてから身長が伸び、約170センチになったとした。

 その流れで、村上によると、同じく「身長170センチ」と主張する渋谷について「ちっちゃいおっさん(渋谷)は経歴詐称ですからね。明らかに(自分の顔面下あたりを指し)ここですから。僕、170センチギリギリなんですから、ちっちゃいおっさんはない!」。禁断の身長ネタに切り込んで、会場を沸かせた。

 芸人顔負けのフリートーク。毎回、カーテンコールのあいさつは「その場でおもついたこと」をしゃべっているそうで、随時、時事ネタも織り込み、構成からオチまで計算されているかのような話術を発揮する。

 「ねえ~? 磨かれたんですかね? もう、1人で舞台に立つ怖さとか、プレッシャーとかまったく無くなりました。楽しい気持ちしかないですよ」

 この「If or…」シリーズは、09年にスタート。毎年、東京、大阪で30公演を行い、第8弾の今年は既に東京公演が終了。この日で、通算240公演を数えた。

 今年は、自身がブラジルでデビューし、ブラジル全土から注目を浴びる設定で、オムニバス形式のコントを展開。博士風のさえないおっさんキャラや、原始人にもふんし、ド派手衣装でサンバも披露した。

 8年続いたライフワークの第8弾を終え、来年以降については「関ジャニ∞やから、8回を区切りでもいいし、来年は自分がプロデュースして後輩にやらせるという手もある。いや、でも語呂的には10回までか…」と話していた。