21日に米国の自宅で死去しているのが見つかった歌手のプリンスさんは、両性的でセクシュアルないでたちでカリスマ的な存在となり、故マイケル・ジャクソンさんやマドンナらとともに1980年代に輝きを放った。

 ギターやドラムなどさまざまな楽器を演奏し、若くして非凡な音楽センスを発揮。ロックやソウルなど多様なジャンルを融合した音楽で人気を集めた。

 アルバム「1999」は83年の全米年間ヒットチャートで5位にランクイン。84年の「パープル・レイン」がアルバムチャート首位を24週連続で獲得し、世界的スーパースターに上り詰めた。

 女性的なファッションやメーク、アルバムのジャケットでヌードになるなど性的なイメージを強調。92年にはシンボルマークをアーティスト名に使い、話題を呼んだ。黒人ミュージシャンとして、人種差別問題にも取り組んだ。

 アルバムは累計で1億枚以上の売り上げを記録した。近年も精力的に活動し、2014年のアルバム「アート・オフィシャル・エイジ」は作曲やプロデュース、アレンジを自ら手掛け、15年にもアルバム2作品を発表していた。