V6森田剛(37)が連続殺人鬼役に挑んだ映画「ヒメアノール」(28日公開)のプレミア試写会が9日、都内で行われた。

 原作は古谷実氏の人気コミックで、一見普通に見える若者が、トカゲが獲物を補食するように殺人を重ねていく物語。森田とともに先月の伊ウディネ映画祭に参加してきた吉田恵輔監督(41)は「現地には森田クンがV6のアイドルとは知らない人が多かった。あまりの殺人鬼ぶりに『彼はホントにアイドルなのか?』と驚かれました」。森田は「普通に見える男が殺人を犯すリアルさを大切にしたかった。若すぎてもいけないし、年齢を重ねすぎてもいけない。今しか出来なかった作品だと思います」と役作りを振り返った。

 共演は浜田岳(27)ムロツヨシ(40)佐津川愛美(27)と個性派ぞろい。浜田は「森田さんが、理解しがたい役柄をここまでやり通したことが、この映画の見どころです。僕は対照的にお客さんに『あるある』と思ってもらえるように演じました」。

 ムロが「森田クンと浜田クンが僕を共演者に指名したと聞いている。そうだよね」と出演決定について聞いていた情報を明かすと、「僕は誰でも良かった」(森田)「それは関係者がムロさんを立てるための大人のウソじゃないですか」(浜田)と即座に否定。そのやりとりが会場の笑いを誘っていた。