大ヒット曲「上を向いて歩こう」の作詞、放送作家、ラジオパーソナリティーや、ベストセラー「大往生」でも知られる永六輔(えい・ろくすけ)さん(本名・永孝雄=えい・たかお)が7日に肺炎で死去したことが11日、分かった。83歳。
作詞家としての永さんは、作曲家中村八大さんとの「八六コンビ」で、ヒット曲を次々に生み出した。
59年、初めて作詞した「黒い花びら」は水原弘さんが歌い、「日本レコード大賞」第1回大賞受賞作になった。坂本九さんが歌った「上を向いて歩こう」は、日本だけのヒットにとどまらず、「SUKIYAKI」のタイトルでリリースされた米国では、全米チャート、ビルボードで3週連続首位を獲得。戦後の高度経済成長に汗を流してきた日本人には、希望を象徴する曲ともいえ、多くの人々を勇気づけてきた。東日本大震災の復興曲として多くの企業が使用したり、合言葉としても「上を向いて歩こう」というフレーズが使われた。
そのほか八六コンビでは、「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」など、作曲家いずみたくさんとのコンビでも「見上げてごらん夜の星を」「いい湯だな」などがある。




