大相撲の元横綱千代の富士の九重親方が亡くなり、好角家として知られる聖飢魔IIのデーモン閣下が「『こんなに早く?』という思いが否めない」と惜しんだ。

 1日に更新したブログで、「思わず『はあ?』という声が口から出た」と九重親方の訃報に驚いたデーモン閣下。「実にカッコ良い力士だった。『古きよきお相撲さん』像とは一線を画す、大相撲界に『アスリートの側面』を持ち込んだ人、という印象だ。体つきや相撲ぶりだけでなくインタヴュー等での受け答えもモダンでスマートだったし、結構ドラマティックな土俵人生ではあったが『浪花節』的な感じはせず、クールさが漂う角界では珍しいタイプの人であった」と、昭和から平成にかけて一時代を築いた大横綱についてつづった。

 「大鵬、北の湖、千代の富士…そういえば、千代の富士の連勝が53で止まった大乃国戦が、大相撲の『昭和の最後の一番』だった」と当時を振り返り、「今上天皇陛下の『生前譲位』の話が出てくるような時代だ。昭和は遠くなりにけり、の感深し」と哀悼した。

 九重親方(本名・秋元貢)は7月31日午後5時11分、膵臓(すいぞう)がんのため、東京・文京区内の病院で死去した。61歳だった。