川口春奈(21)と林遣都(25)が1日、都内で開催された映画「にがくてあまい」(9月10日公開)完成披露試写会舞台あいさつに出席した。

 同作はWEBコミックで連載された同名漫画の実写作品。食と愛をテーマにした話題作で、野菜が苦手な女と女が苦手男の相いれない男女の同居生活を描いている。この日、この作品が初監督作品となった草野翔吾監督、淵上泰史、SU、中野英雄、石野真子も参加した。

 川口と林は本作が初共演。川口は「気を使わなくていい人で、私の芝居をしっかり受け止めてくれました。口数は多くないけど熱い人」、林は「落ち着いた感じで、無言でも一緒に居られる人」とお互いの印象を話した。

 ベジタリアンなゲイを演じる林は、「監督から料理とゲイの部分は上っ面だけにならないようにして欲しいと言われました」と裏話を明かした。SUはゲイ役の勉強のために林と2人で新宿2丁目にいったことも明かした。「林くんが、バカみたいにモテんだよね~!」発言に会場からは笑いが起こった。また、淵上と絡むシーンについて林が「淵上さんがテストの時からMAXで想像以上でした」と話すと、淵上は「最高の褒め言葉ですね」と笑顔で返した。

 「たくさんのありがとうがつまった作品なので楽しんでください」(川口)、「監督の愛情とキャスト、スタッフの愛情を注いだ作品なのでよろしくお願いします」(林)とそれぞれ話した。