シンガー・ソングライター秦基博(36)が1日、横浜アリーナで初の全国アリーナツアー初日公演を行った。

 デビュー10周年を記念したツアーで、この日の横浜を皮切りに、大阪、名古屋、宮城、北海道、福岡で7公演を行う。地元横浜からのスタートで「初日で地元はなかなかないのでありがたい」。横浜アリーナでの単独公演も初めてで「成人式で来たのですが、まさかその時はここでライブができるとは夢にも思わなかった。10年という節目で、大きな会場でみなさんと会えるのがうれしいです」と感慨深げに話した。

 この日のライブでは、デビュー曲「シンクロ」、代表曲「ひまわりの約束」のほか、映画「聖の青春」(19日公開)主題歌で、最新曲の「終わりのない空」を初披露するなど、駆けつけた1万2000人を魅了した。中盤には、いきものがかりからもビデオメッセージが寄せられた。

 アンコールでは、来年5月に横浜スタジアムでの単独ライブ開催も発表した。秦は「横浜のみなさん、また会いましょう!」と笑顔だった。