俳優窪塚洋介(37)が5日(日本時間6日)、米ロサンゼルスで行われた映画「沈黙-サイレンス-」(21日公開、マーティン・スコセッシ監督)のプレミア上映会に出席した。

 和服姿でレッドカーペットを歩く不思議な光景だったが、「今レッドカーペットを歩いてきて、こうやって取材を受けていることも夢のような心地ですが、これを明日につなげたい」と感慨深げに話した。

 遠藤周作原作で、71年に篠田正浩監督が実写化した作品を、「ディパーテッド」などで知られるスコセッシ監督が45年のときを経てリメークした。今作でハリウッドデビュー作となる窪塚は「撮影の最後の日に『君がいてくれて本当に助かった。初日からずっと頼りにしてました』と言っていただいた。自分が今まで見てきた景色の中で一番高いところにいるなと思い、ちょっと酸素薄いなというくらいうれしかった」と、ジョークを交えて喜びをあらわにした。

 イベントには浅野忠信(43)イッセー尾形(64)塚本晋也(57)も出席した。浅野は「監督がずっと見てくれるので、安心して役になりきれた。ちょっとした自分たちのしぐさとか、そういうものを見てくれていて、さらに新たなヒントをくれるので、とても豊かに演じることができた」と巨匠の観察眼に驚いていた。