アイドルグループ仮面女子が15日、都内で太田洋千葉・いすみ市市長から「いすみ大使」委嘱状を渡された。

 仮面女子と太田市長の出会いは昨年8月、東京・秋葉原で開催された「第2回全国ふるさと甲子園」。太田市長が仮面女子の控室に間違えて入りお茶を飲んでいたのがきっかけだった。これを機に昨年11月、東京・秋葉原の仮面女子常設歌劇場を太田市長が表敬訪問。その際、観光大使見習いの「いすみ萌大使」を任命した。

 約2カ月後となるこの日、太田市長は再び常設劇場を訪問。「市議会全員賛成でいすみ大使任命となりました」と報告すると、メンバー全員が歓喜の声をあげた。

 祝福VTRには仮面女子大阪劇場こけら落としでゲスト出演した元柔道家篠原信一(43)、いすみ大使先輩ドロンズ石本(43)からのメッセージが流されたが、石本がサプライズで登場。「テレビ番組で3カ月移住したのを見た市長からオファーをいただき大使をやらせてもらっています」と話し、「広島出身なんですけどね。仮面女子にもいすみ市出身はいないでしょう。この懐の深さがいいですね」と称賛した。

 委嘱状および記念クリスタルを受け取ったリーダー桜のどか(26)は「これから日本全国にいすみ市の良さをPRしていきたいです。いすみ市と仮面女子をよろしくお願いします」と決意を話した。