アニメ映画「劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(桑原智監督)ブルーレイ&DVD発売記念1日限定アンコール上映が5日、東京・丸の内TOEI1で行われた。

 この日は海馬瀬人役の津田健次郎と海馬モクバ役の竹内順子に加え、原作者で脚本、製作総指揮を務めた、漫画家の高橋和希氏がサプライズで登壇した。高橋氏は「実は、映画を作る初めの段階で書いたシナリオが、3時間を超えてしまっていて…。プロデューサーと話して削っていく作業が大変でした。でも、こうして多くのお客さまの前に立ち、とてもうれしく思います」とあいさつした。

 高橋氏は、来場者プレゼントのブルーレイ&DVDの差し替えジャケット1つ1つに直筆のサインを入れた。「本日お越しの皆様に向け、感謝の気持ちを込めて直筆のサインを1つ1つ入れさせていただきました」とメッセージを送ると、泣きだすファンもいた。

 津田は、限定版ブルーレイ特典に収録された、コメンタリーの秘話を明かした。「コメンタリーでは、僕たちキャストも冒頭に『海馬コーポレーション』の会社のロゴ『KC』の印が出てきた時『おーっ!』と叫んでしまいました。それくらい、僕たちもファンとして作品を楽しんでいます」。竹内も「コメンタリーの収録時には、収録していることを忘れるくらいリラックスしていました」と収録を振り返った。

 2人はイベントの締めに「デュエルスタンバイ」とせりふを披露し、客席を沸かせた。