武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の20日初回の平均視聴率が11・7%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同ドラマは、松本清張作品の中でも人気が高く、これまで何度もドラマ化され、山本陽子(75)大谷直子(67)浅野ゆう子(56)米倉涼子(41)ら人気女優が主演してきた作品。武井は、銀行で横領した1億8000万円や借名口座リストを利用して銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界でのし上がっていく悪女、原口元子を演じる。

 初回は、銀行で派遣社員として働く原口元子(武井咲)。母親が遺した借金を返済するため、夜は銀座のクラブ『燭台』でホステスとして働いていた。ほどなくしてクラブの上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田瑛二)の目に止まり、一緒にゴルフに出かける。そんな折、銀行で、ある事件が発生。それをきっかけに元子は、これまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことにする、という内容だった。