若年性アルツハイマーを患った妻と介護する夫を描いた映画「八重子のハミング」(佐々部清監督)が、上映開始時の8館から、累計103館での公開になることが21日、分かった。

 同作は、升毅(61)が映画初主演し、高橋洋子(64)と夫婦を演じた。昨秋に山口県で先行公開され、今年5月に全国公開された。全国公開初日時点の上映館数は8館だった。公開後も毎週のように佐々部監督や、升はじめ出演者が全国を回って舞台あいさつを行った。口コミでも評判が広まり、ついに大台超えとなった。