TBS系「クイズダービー」の解答者として人気を集めた学習院大名誉教授の篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)さんが26日未明、都内の病院で死去した。84歳だった。共演者のコメントは以下の通り。

 竹下景子(64) 言葉を失っています。番組での珍解答、迷解答ぶりは追随を許しませんでした。ALSとの闘いの日々でも、近くの公園で「藍子の木」「景子の木」と名付けて散歩のたびに声を掛けているの、と奥様の礼子さんからうかがいました。「ダービー」の慰安旅行で、大いに食べて飲んだ帰り道、ほろ酔いで私にキスの雨を降らせたの、先生は覚えていますか? 今度は私から花束のようなキスを送ります。心からの愛と感謝を込めて。ありがとうございました。

 宮崎美子(58) あの元気な笑顔を心にとどめておきたかったので、元気になられたら、またお会いしたいと思いながらもかないませんでした。(番組出演当時は)隣の席に座り、右も左も分からない学生のような私に、あんなにもにこやかに接してもらえたことがうれしかったです。私と同じように間違うおちゃめな姿も思い出します。

 長山藍子(76) 包容力があって優しく純粋で青年のような方でした。篠沢先生は1枠、私は2枠で隣でしたけど2人とも当たらなかった。でも先生は「当たらない方がいい。頭がいいから当たらないんだよ」と慰めてくれました。番組卒業後も家族ぐるみでお付き合いして、自宅で療養する先生を何度かお見舞いに伺いました。最後に会ったのは数年前で、いつもニコニコしていて車いすで私の舞台を見に来てくれました。先生には本当に感謝しています。

 斉藤慶子(56) 驚き、悲しんでおります。篠沢教授が1枠、私が2枠で、いつも人懐こい笑顔と「ワッハッハ」という豪快な笑い声でみんなの緊張を和らげてくださっていました。十数年前に雑誌の対談でお会いした時、変わらずお元気そうに息子さんのお話をされていたのですが、大変残念です。