お笑いコンビ、インパルスの堤下敦(40)が16日、睡眠薬を飲んだ直後に乗用車を運転したとして道交法違反(過労運転)で略式起訴され、東京・立川簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。起訴状によると6月14日未明、東京都世田谷区で睡眠薬の影響で正常な運転ができない恐れがあったのに車を運転したとしている。

 警視庁調布署によると、堤下は、じんましんの治療で医師から処方された睡眠薬を入浴施設で風呂上がりに飲み、帰宅途中に記憶を失った。その後、東京都狛江市内の都道に止まった車の運転席でもうろうとした状態で見つかり、調布署が9月6日に書類送検。帰宅途中に電柱に衝突した事故を申告しなかった疑いでも書類送検されたが、11月16日付で不起訴処分となった。

 堤下は先月27日にも横浜市神奈川区の国道で乗用車を運転中にごみ収集車に追突、収集車の男性らが軽傷を負う事故を起こしている。