女優の真矢ミキ(53)らが、8日に虚血性心不全のため85歳で死去した野村沙知代さんとの思い出を語った。

 11日放送のTBS系「ビビット」では、沙知代さんが過去にテレビ出演したVTRをオンエア。97年に宝塚歌劇団の稽古場を訪れた沙知代さんと真矢が対面した際の映像も流された。

 真矢は「偶然、開けられて『ここが良いわ』って言って入ってきてくれたんですけど、この後にしっかりと本番も観に来てくださって。礼節を重んじる人との出会いっていうのはこうやって付き合うのよって、辛口だけど教えて頂いた気がしました。大好きな方ですね」としのんだ。

 また、堀尾正明アナウンサーがメインキャスターを務めていた10年2月放送の同局系「イブニングワイド」に沙知代さんが出演した映像も。堀尾アナは「『生放送の中で私、何言うかわからないからもし変なこと言ったらアナタが責任取ってよ』って、ユーモラスに語ってくださった、愛情あふれることを思い出します」と振り返った。その出演時に沙知代さんは当時世間を騒がせていた元横綱朝青龍の暴行問題についてコメントしたそうで、堀尾アナは「辛口のコメントをきちっとおっしゃってくださって。みなさんが思ってることを口に出すという代表者だった。時代の先を読んでいた方ですよね」としみじみ。MCのTOKIO国分太一は「今の相撲業界の話も聞いてみたい感じがします」とコメントした。