欅坂46の長浜ねる(19)が19日、東京・福家書店新宿サブナード店で、ファースト写真集「ここから」(講談社)の発売記念イベントを開催した。

 写真集は地元長崎の五島列島で撮影した。初の水着撮影にも臨んだ。「すごく恥ずかしかったんですけど、小学生のころ遠足で地引き網をした海岸で撮影したので、ちょっと緊張もほぐれました」と振り返った。写真集の出来映えについては「510点です。『ごとう』列島に、かけてみました」と照れ笑いした。

 滞在中は毎日、女性スタッフと一緒にお風呂に入っていたという。「最後の日に、4日間の疲れもあって、脱衣所で寝てしまったんです。スタッフさんに運ばれました。朝気づいたら、ベッドの上でした」とエピソードも明かした。

 写真集は初版12万部。今年2月発売の乃木坂46白石麻衣(25)のセカンド写真集「パスポート」の10万部を上回る坂道シリーズ史上最多の初版を記録し、ファンの間で話題となっている。長浜は「写真集の担当の編集者さんが、白石麻衣さんの写真集と同じ方なので、なんだか大ごとになってしまって…」と恐縮した。その上で「白石さんの背中を追いかけて、頑張っていきたいです」と話した。

 今年1年を漢字一文字で振り返ると「練」だという。「初めての経験をたくさんさせていただきました。たくさんの試練も乗り越えていきましたし、名前が『ねる』でもあるので。いろいろ考えた1年でした」と話した。大みそかには、NHK紅白歌合戦に2年連続での出場を決めている。「去年は緊張で一瞬も覚えていないんです。多くの方が見てくださるので、たくさん練習して頑張りたいです」と意気込んだ。