フジテレビ系月9ドラマ「海月姫」(月曜午後9時)の15日初回の平均視聴率が8・6%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回、篠原涼子主演の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の初回は9・0%だった。

 漫画家東村アキコ氏の累計発行部数440万部以上の同名コミックをドラマ化。10年には同局でアニメ化され、14年には能年玲奈主演で映画化もされている。ドラマ「海月姫」は芳根京子(20)主演で、「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマ。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の“シンデレラ・コメディー”だ。

 15日は、ある朝、「天水館」の自室のベッドで目覚めた月海(芳根京子)の隣には上半身裸の男性(瀬戸康史)が寝ていた。月海は驚き、昨晩のことを思い出す。昨晩、久しぶりに熱帯魚店にクララと名前をつけているクラゲを見に行った月海は、その水槽に異変を見つける。そして店員に注意したものの、店から追い出されてしまったところをスタイル抜群の美女に助けられていた。その上、美女はクララを買い上げ、月海とともに部屋までやって来て勝手に泊まり込む、という内容だった。