女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の12日放送の第84話が21・1%、13日放送の第85話が19・2%(ともに関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、伊能(高橋一生)が実の息子だと思い出した志乃(銀粉蝶)は、東京へ帰ることを決意する。わだかまりが解けない伊能も志乃と向き合おうとはしない。しかし、志乃のお別れ会に顔を出した伊能は、志乃から「栞」という名前の由来を聞かされ、2人はようやく和解する。そして風太(浜田岳)が東京から帰還し、風鳥亭には東京の落語家が登場。連日大盛況で、北村笑店は東京進出への足場を着実に固める、という内容だった。