日本テレビ系連続ドラマ「トドメの接吻」(日曜午後10時30分)の28日第4話の平均視聴率が6・7%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回は7・1%だった。

 山崎賢人(23)演じる主人公のホストが、キスで相手を殺す女(門脇麦)の手にかかり、死のタイムリープを繰り返すサスペンス。山崎は、愛を信じず金と権力を愛し、NO・1ホストとして女性を手玉にとる“クズ男”を演じる。前クールの人気ドラマ「陸王」(TBS)での熱演も記憶に新しい山崎の、新たな一面が見られそうだ。主題歌を菅田将暉が担当するのも話題。菅田は謎のミュージシャン役で、出演もしている。

 第4話は、並樹家の金と権力を手に入れるためにタイムリープを利用したい旺太郎(山崎賢人)は、宰子(門脇麦)に、自分が望む時にキスすればその度に願いを一つ叶えるという“キスの契約”を持ちかける。旺太郎はタイムリープし、尊氏(新田真剣佑)に先手を打ち美尊(新木優子)にプロポーズ。旺太郎が苦労人だと知った美尊は、旺太郎に惹かれていく。その頃、祖母が亡くなったと聞いた宰子は、浮かれる旺太郎の前に現れ、突然キスを奪う。想定外のタイムリープに宰子を責めつつも、祖母の死を受け入れられない宰子の力になる旺太郎。この機に乗じて宰子の信頼を得ようとするが…、という内容だった。