女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の1日放送の第125話が21・1%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、四郎(松尾諭)が上海行きを断り、楽譜を燃やしてオーケストラ演奏の夢を絶ち漫才を続けると明言したが、リリコ(広瀬アリス)は解散すると四郎に言い放った。一方、アサリ(前野朋哉)が引き抜かれそうなことを知った風太(浜田岳)は、移籍の支度金を使い込んだアサリに札束を積み引き止めた。てん(葵わかな)はリリコの四郎への気持ちを確かめさせる為に将棋を使い嘘の演技で確認させ仲直りさせ、そして2人は北村笑店の社員のまま上海に渡ることになった、という内容だった。