17年6月にインド政府公認プロフェッショナルヨガインストラクターに合格した片岡鶴太郎(63)が、フジテレビ系で25日放送のニチファミ!「タラレバダイエット 私、やせたらイケるはず!」(午後7時)で、ヨガを初めて人に教えた。

 番組では“自称やせたらあの芸能人に近づける”という、ぽっちゃり体形の女性35人が集まり、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が“やせイケ女子”を自ら発掘すべくオーディションで35人から8人を選出し、約2カ月のダイエット生活を敢行。遺伝子検査、腸内細菌検査などを経て、それぞれの体質に合った4種類のダイエットに挑戦。そして中間審査を経た1週間のサバイバル合宿で、8人から絞り込まれた6人を磨き上げる役どころとして鶴太郎が登場する。

 鶴太郎は約6年前からヨガを始め、レベル4まであるインド政府公認プロフェッショナルヨガ検定の中でレベル1にあたるヨガインストラクターに合格し、全日本ヨガ連盟からヨガ親善大使にも任命された。番組ではスペシャルトレーナーとして毎朝4時間かけて行うヨガを伝授する。

 今回、初めて人にヨガを教えたことについて、鶴太郎は「僕自身が、1人の行者なので、これまでもヨガをお教えする立場ではないという考えで、実はお教えしたことはないんです。今回が初めて。教えるというよりも、僕が毎朝午前2時に起きて4時間かけてやっているヨガをお見せして、その中から皆さんに合ったヨガが見つかればという思いです。本当に変わりたい! 切実な思いと覚悟を持って来ている女性たちを少しでもお手伝いできるならばと思い、今回、快諾しました」と語った。

 ヨガを指導する前に、6人の女性に30分ずつ、面接を行ったという。理由について「なぜ太ったのか、根本的な原因を理解し、そのことを恥ずかしいと思えないと人間は変われないから、1人ずつ、そこをきちんと聞きました。やせたらどうしたい?とみんなに聞いたら、かわいい服が着たい、お化粧もきちんとして恋愛もしたいと話していた。女性が持っている大事な気持ち。それがかなえられるように手助けをしたいと思いました」と説明した。

 その上で「私がやっているヨガは、肉体的にも精神的にもいいことばかりなのでお教えできる機会はうれしかったです。体を整える、心を整える。半年、1年かけて、その精神と成功体験をすれば、みんな輝けると思います。あとは元のスタイルに戻ってしまうことに嫌悪感、もう戻りたくないという気持ちを持って信じてくれれば大丈夫」と指導した喜びを語った。

 また淳は、合格を目指して全学部を受験も、不合格だった青学大の受験と、今回のダイエット企画が同時進行だったと明かした。今後について、あくまで青学大を目指して浪人して再受検するか、大学以外の場所で法律を学ぶ可能性も選択肢としてあると告白し、熟考した上で行動に移すと明言しているが「番組は期間を区切らないといけない。僕の受験も期間を区切ってしまったけど、本来は勉強もダイエットも期間を区切らず続けられるものですよね。自分も、今回ダイエットに挑戦した女性たちもそうだけど、根幹にどれだけ強い思いがあるかが大切だなと思いました。僕は選んでいる側なのに、俺もまだできるな! もう少し挑戦できるな! とむしろエールをもらった気がします。企画が終わったからといって、自分が学びたいという意欲は消えていないので、どういう形かまだ決まっていないけど、勉強は続けようと思っています」と熱く語った。