欅坂46の妹分グループ、けやき坂46(読み=ひらがなけやき)初の冠番組、「ひらがな推し」(日曜深夜1時5分、関東ローカル)がテレビ東京系で4月8日からスタートすることが18日、分かった。この日都内で収録が行われた。また、日本テレビでも「KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?」(月曜深夜1時29分)が4月16日から放送開始する。

 オードリーの2人がスタジオに登場すると、誰が司会者か知らされていなかったメンバー20人は、大声をあげて一斉に跳びはねた。番組タイトルを発表した若林正恭(39)から「人気番組にしていきますよ。頑張りましょう!」と言われると、「はい!」と返事をしていた。

 けやき坂46は、16年5月に1期生11人が加入。当時は欅坂46の下部組織的な存在だったが、昨年単独ツアーを開催し、単独グループとしても人気を獲得していった。昨年8月には2期生9人も加入。今年1月には東京・日本武道館で3日間の単独コンサートを成功させており、勢いに乗っている。

 乃木坂46、欅坂46の「坂道シリーズ」グループは、それぞれ「乃木坂工事中」(テレビ東京系日曜深夜0時)と「欅って、書けない?」(同局系日曜深夜0時35分)の冠番組がある。「ひらがな推し」を含めると、毎週日曜深夜には、坂道グループの冠番組が約1時間半にわたって3本続くことになる。「ひらがな推し」は、1クール限定の放送ではなく、「乃木坂工事中」「欅って、書けない?」のように恒常的に続く予定だという。

 また、日本テレビで「KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?」もスタート。4月から2つの冠番組が始まることになる。乃木坂46、欅坂46に続くアイドルグループとして、ブレーク間近と言えそうだ。初回収録を終え、佐々木久美(22)は「まさかオードリーさんみたいな有名な方がMCなんて、想像もしていませんでした。初回は緊張してしまったんですけど、これから番組を通じてメンバーの個性をいろいろな方に知っていただきたいです」と話した。【横山慧】