女優桜井日奈子(21)が20日、東京・実践女子大学渋谷キャンパスで、初主演映画「ママレード・ボーイ」(広木隆一監督、27日公開)の公開直前サプライズイベントに、共演の吉沢亮(24)と佐藤大樹(23)と出席した。

 4月20日が「女子大の日」であることにちなみ、女子大学で出演者によるサプライズイベントが行われた。誰が来るのかを知らされていなかった女子大生たちは、3人が教室に現れると割れんばかりの大歓声を上げた。

 会場の熱量に押され気味の桜井は、「こんなにもワーッと言われたのは初めて」と驚きを隠せない様子。CM撮影で過去に同大学を訪れたことがあるといい、「お久しぶりという感じです」と笑顔を見せた。主演について聞かれると、「公開日が近づくにつれて、プレッシャーを感じてきています」と緊張気味に話した。

 イベントでは、吉沢と佐藤によるそれぞれが演じるキャラクターのプレゼン対決が行われた。最終的なジャッジを委ねられた桜井だったが、決めきれずに「勘弁して下さい~」と手を合わせて懇願。女子大生たちから「かわいい~!」とつっこまれ、照れ笑いを浮かべていた。

 92年から少女漫画雑誌「りぼん」で連載され、コミックは累計発行部数1000万部を超える人気作品を映画化。桜井演じる美希と、吉沢演じる遊の両親は離婚し、お互いのパートナーを交換して再婚する。突然始まった両家の同居生活に戸惑いながらも、秘密の恋を育んでいくラブストーリー。