ジャニーズ事務所がTOKIO山口達也(46)の退職願を受理し、契約を解除することが6日、発表された。事務所がマスコミ各社に送付したファクスでは、グループのメンバー4人の総意として山口の意向が社長に託されたことを報告。今後は「『4人のTOKIOが必要とされるのか』という命題を背負い、茨(いばら)の道を歩むことになります」と記している。山口の契約解除について芸人のパックンが語った。

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 今回、TOKIOのメンバーが言った「連帯責任」という言葉は、欧米の感覚では考えられないことです。例えばローリング・ストーンズのキース・リチャーズが、何か問題を起こした時に、他のメンバーが謝罪をするでしょうか? 決してしません。全ては個人の責任、つまり「自己責任」だからです。

 ただし、私も日本に長く住んでいるので、TOKIOの4人が謝罪会見をした心情はすごく理解できます。

 そして今回、ジャニーズ事務所が退職願を受理したことは、タレントの「イメージを売っている」商売として、分かります。好感度が商品のひとつです。これ以上、それに傷をつけないためでしょう。

 今後、TOKIOの番組や、CMがどうなるかは、世論の動きを見てのスポンサーや番組制作者の判断になると思います。