ビートたけし(71)が30日、東京・浅草の木馬亭で、名誉顧問を務める「江戸まち たいとう芸楽祭」の記者発表会に出席し、浅草を舞台にした新作小説ついて明かした。
新作は、芸人としての原点となった浅草の劇場を描いたものという。たけしは「『フランス座』という小説がやっと書き上がった。浅草の芸人の話。今年秋に出ると思う。(原作ものの)映画化は下手なので、ちょうど是枝さんがカンヌで賞取ったからあの人にやらせて、脚本料いっぱいもらおうと思う」と、カンヌ映画祭でパルムドールを取った是枝裕和監督での映画化構想まで語った。
「-芸楽祭」は、漫才、講談、落語、映画などの芸能の祭で、8月から来年2月にかけて開催される。オープニングでは、北野武監督のリスペクト上映会も予定されている。
たけしは、今後の芸楽祭の構想について「東洋館に日大の内田(正人)監督を呼んでタックルショーをやりたい。テレビ朝日では『TVタックル』をやっているので、井上(奨)コーチと内田さんを呼んで、こうやってタックルをやるんだと特番でやりたい。もちろんスポンサーは日大です」と、アメリカンフットボールの悪質タックル問題で処分を受けた2人を挙げて、たけし節で笑わせた。
浅草への思いについて、たけしは「学校をクビになってたどり着いたのが浅草。人生の半分以上は、浅草の人間関係と人情でやってきた。ただ、エンターテインメントの基盤が下北沢の方に移ってしまった。ロックも落語も漫才もフリーでできるような受け口を作れば、若い人は浅草を目指すようになる。その助けはしていきたい」と語った。
今年3月にオフィス北野を退社、独立したたけしは前日、神奈川県で行われたゴルフコンペで、同社の後継社長につまみ枝豆(59)をプッシュすることを明言したばかり。
この日は「いかにもあやしい社長でしょ。年季があるからどうにかなるでしょ。40年以上芸人を続けてて、なおいろんなメディアが書いてくれるのはありがたい。やっぱりたけし軍団は強烈。相変わらずスキャンダルの対象になるのは素晴らしい」。



