銀杏BOYZの峯田和伸(40)が、池松壮亮(27)主演のテレビ東京系ドラマ「宮本から君へ」(金曜深夜0時57分)に出演することが22日分かった。峯田は同日放送の第11話に本人役として短時間出る、カメオ出演の形で出演する。

 峯田は漫画家・新井英樹氏の原作漫画のファンで「原作がすごい好きなので、今回は実写化ってことで、ほんとに少しでも関われただけで、僕としては光栄です。しかも僕の大好きな人が主演なので」と池松との共演も喜んだ。

 第11話の撮影を振り返り「会った時の池松くんの顔が、1カ月ぶりくらいに会ったんですけど、すごく良い顔つきになっていたので、多分、すごく良い作品になるんだなと思いました。真利子(哲也)監督は、作品は見たことあったんですけど、お会いするのは初めてで、ちょっとだけでも出演できて良かったなと思ってます」と語った。

 そして、10話まで放送されたドラマの感想を聞かれ「池松壮亮という1人の青年が、平成の終わりを、時代を背負って、ドラマの中でぶん殴り続けている。何を。欺まんを。不自由を。俺を。もうそういう事じゃないんで」と熱く語った。

 第11話では、文具メーカー・マルキタの営業マン宮本浩(池松)が、帝皇製薬の案件をコンペで争う、ライバル会社ニチヨンの営業マン益戸景(浅香航大)に対抗するため、高級感のあるデザインを見つけ、差し替えてサンプルを再提出するため奔走する。

 コンペを仕切る仲卸業者ワカムラ文具の島貫康治部長(酒井敏也)は益戸に肩入れし、マルキタ側の足を引っ張るが、宮本と先輩の神保和夫(松山ケンイチ)の取引先の、文具問屋ハタダの安達(高橋和也)の協力で、付き合いのある印刷会社を紹介される。1度は断られたが、粘り強い交渉の結果、宮本たちの熱意が届き、無事に提出するサンプルが完成した。

 ただ、帝皇製薬にサンプルを提出するには、島貫が書く見積書が必要で、宮本たちはサンプル提出期限ぎりぎりの午後2時に島貫部長の時間をもらっていたが、2時前に益戸と一緒に会社を出ていく島貫の姿を目撃する。

 峯田が、どのような形で登場するかは、放送で明らかになる。