お笑い芸人の小籔千豊(44)が、亡くなった桂歌丸さんを「本当に人格者」としのんだ。

 3日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」は、歌丸さんが2日午前11時43分、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため横浜市内の病院で亡くなったことを伝えた。

 入退院を繰り返しながらも最後まで高座に上がり続けた歌丸さんの映像もオンエア。MCのバナナマン設楽統は、「ほんとに高座に上がってお客さんを前にすると、今まで声を出していないのにパーンと大きな声を出して、なおかつ自分の病状まで笑いに変えて……落語に対する気持ちだったりとか、かっこいいな」との思いを語った。

 小籔は、歌丸さんが芸歴60年を超えてからも第一線で活躍しながら、後進の指導にも熱心だった歌丸さんについて「名人ですごい方でありながら、責任を感じていらっしゃって。みんな『この後の世代のこと』とか『落語全体のこと』とか口では言うんですけど、なかなか口で言うばっかりで実際に行動される方は少ないと思う。こうやって体調悪いのに、お弟子さんに(指導する)とか、こういうテレビ取材を受けられるというのは落語界全体のことを考えてということ。本当に人格者。芸だけじゃなくて、ほかのことも素晴らしいと思う」と語った。