福士蒼汰(25)が21日、東京・新宿ピカデリーで主演映画「BLEACH」(佐藤信介監督)の公開記念舞台あいさつに、共演の杉咲花(20)吉沢亮(24)らと出席した。

 週刊少年ジャンプで01年から16年まで連載された、久保帯人氏の大人気漫画を映画化した。福士演じる普通の高校生・黒崎一護が死に神となり、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊と死闘を繰り広げるアクション作。最先端GCと実写を融合し、迫力のバトルシーンを描く。

 昨日20日に公開を迎え、福士は「2年前に撮影をし、1年かけてCGやたくさんの編集を重ねました。やっと昨日公開されて、ホッとした気分です」としみじみとあいさつした。杉咲は「2年前の今頃は、毎日の様に殺陣の練習をしてたな、と思い出しています」と懐かしそうに話した。

 撮影現場について、福士は「ホットな映画だけど、現場は意外とクール。監督はいつもiPadを持っていて、緻密さがある。でもウォームな方で、包み込んでもくれる。あったかさとスマートさを感じる現場でした」。

 「今だから言える話」というテーマでトークを展開すると、杉咲は「吉沢さんと会話が出来てうれしかった」と回答。「福士さんが『吉沢くんは人見知りだからね』ってお話しされていて。話さないまま終わってしまうかと思っていたんですけど、クランクアップの日に話しかけてくださって、うれしかったです」と笑顔で明かした。福士から「ギリギリだね」と突っ込まれると、吉沢は「何が好きなの? って聞いたら、『かき氷』って言ってました」とニッコリ。2人の素朴なやりとりに、会場は笑いに包まれた。

 また、一護のクラスメート役で出演し、16日にサッカー日本代表MF柴崎岳(26)との結婚を発表した真野恵里菜(27)を祝福する一幕も。福士が「先日真野さんがご結婚されて、おめでたいですね」と切り出すと、共演者や観客から拍手が沸き起こっていた。

 小柳友(29)早乙女太一(26)MIYAVI(36)江口洋介(50)佐藤信介監督(47)も登壇した。