「第100回全国高校野球選手権記念大会」が幕を閉じ、現在は甲子園を沸かせた選手たちが中心となって、宮崎で「U18(18歳以下)アジア選手権」が行われている。

「100回」という節目の大会をこの目で焼き付けたい…。元高校球児の記者も休暇を利用して甲子園を訪れた。大阪市内のホテルから始発で向かったが、阪神甲子園駅に到着する前に「満員通知」が出され、駅前には長蛇の列がいくつもできる熱気だった。

運良くその日の後半の試合から外野席の販売が再開され、左翼席で観戦した。西日を正面に受けながら、高校球児の熱気にどんどん吸い寄せられていく。金足農(秋田)-近江(滋賀)の一戦は、1点を争う僅差のまま終盤を迎え、球場も「何かが起こる」という雰囲気にどんどん包まれていく。

そして、9回裏無死満塁。スクイズに驚くことはなかったが、バントを処理した三塁手が一塁に送球するモーションに入る中、二塁走者が三塁を回る姿が、左翼席からはよく見えた。1人で観戦していたのに、思わず「うわーっ!」と叫んでしまう展開。喜び合うカナノウナインに、ぐったりとグラウンドに座り込む近江ナイン。勝者と敗者のコントラストがまた鮮明だった。

さてそんな記念大会には、多くの芸能人も注目していた。金足農の快進撃も盛り上がりに拍車をかけたが、一挙手一投足に情熱をかける球児のプレーに心を熱くするコメントを、SNSでもよく見かけた。

サッカー少年だったEXILE/GENERATIONSの白浜亜嵐(25)もその1人だ。決勝戦の数日後に実施したインタビューで、3年ぶりのツアーを控えるEXILEでの今後の目標を聞いたとき。「とにかく全力で臨みたい」と答えたのに続いて、テレビ観戦ながら球児たちのプレーに感動したことを明かしてくれた。

白浜 めちゃくちゃ感動しました。あんなに1球1球、1プレー1プレーにかける全力の表情だったり、とにかく必死で目の前のことをやっている姿に刺激を受けました。僕も踊っている中で、ダンスの一振り一振りに魂を込めないといけないなって。

EXILEのダンスも、激しく体を動かすものが多く、例えばライブでも2~3時間を、全力のパフォーマンスで踊りきることは、並大抵の体力ではできない。現在リハーサルを行いながら、ハードなトレーニングにも励む中で、真っすぐな高校生に胸を打たれたというのだ。

白浜 笑顔を振りまいて「キャー」と歓声を浴びるのももちろんいいんですけど、息が止まるんじゃないかと思われるくらい過酷な状況に持っていくのがEXILEっぽいなとも思うので。そのスタンスで臨みたいですね。

外野席からでも、2階、3階席からでも心打つパフォーマンスを、今から楽しみにしたい。