作詞家秋元康氏(60)が10日、都内で、社会貢献に寄与したビジネスリーダーに贈られる「ゴールドシグネチャー・アワード2019 Presented by GOETHE」授賞式に出席した。

秋元氏は同賞の特別審査員を務め、「ビジネスイノベーション-ソーシャル部門」を受賞したNewsPicks取締役CCOの佐々木紀彦氏とトークイベントを行った。

秋元氏は経済に特化したソーシャルメディアを運営する佐々木氏を「ニュースや経済をこんなに面白く読めるのかと。佐々木さんは編集のプロ」と称賛。佐々木氏は「こういった賞を受賞するのは初めてなので、身の引き締まる思い」と喜んだ。

佐々木氏から「『NewsPicks』に取り入れるなら、どういう映像が面白いか」と聞かれると、秋元氏は「一番は誰も見ないものを作るべき。自分しか見ないものは必ずもう10人の自分が『最高にいいものを見つけた』と思って見てくれる」とアドバイス。80年代に放送され、構成を務めたフジテレビ系深夜番組「オールナイトフジ」を例に取り、「素人の女子大生が出てくる番組なんて誰も見ないと思ったら、『お前も見てるの?』と職場ですごく盛り上がる。秘密を共有できた時に伝播する」と、ヒットを生み出すコツを明かした。

佐々木氏は最新の経済動向を聞かれると、六本木、渋谷近辺を「東京の西海岸」とし「そこの価値観が日本全体、特に東京、日本の大企業や堅い方々にも大分広がっている」と、若い層の考え方が広く浸透し始めていることを説明。これを聞いた秋元氏は「渋谷は西海岸なんだと。これはいいな」と気に入ったようで、「そのうち乃木坂か欅坂かAKBの曲の中に“ウエストコーストトーキョー”って出てくるかもしれない」と予告し、笑みを浮かべた。

授賞式には幻冬舎社長の見城徹氏も出席した。佐々木氏のほか、ネクシーズの近藤太香巳社長が「ソーシャル部門」、ビームスの設楽洋社長が「ファッション部門」を受賞した。