作家の乙武洋匡氏(42)が、シンガー・ソングライター宇多田ヒカル(36)が視覚障害者用の点字ブロックについてツイートしたことを受け、コメントした。

宇多田は19日にツイッターで、視覚障害者を誘導するための「点字ブロック」が日本で誕生したものだと紹介した記事を貼り付け、「これが日本人の発明だとは、少し感動した」とツイート。盲目だったという祖母や、深刻な視力の病気を患っていた母を持ったことから、自身も「いつか視力を失う可能性が平均よりも高いことを意識して育ったから、いつもこの道路とか駅とかの凸凹をありがたいなと意識してた」と明かすとともに、「車椅子利用者には結構な難関らしい 難しいね」と、点字ブロックに対する複雑な思いをつづっていた。

乙武氏は21日、宇多田のツイートを受け「電動車椅子だとパワーがあるのでそこまで気にならないのですが、みずからこぐタイプの車椅子だとたしかに“難関”になってしまうんですよね。そして、視覚障害者&車椅子ユーザー双方にとって難関なのが放置自転車…」と返信。「何より宇多田さんのような方に、こうしたことに目を向けていただきありがたいです!」と感謝の言葉をつづった。