乃木坂46が20日、千葉県内の浜辺でロケを行い、ティーン300人と大合唱した。メンバーがCMに出演している「ファンタ」とのコラボレーションキャンペーン「ファンタ坂学園」の特番収録やミュージックビデオを撮影した。齋藤飛鳥(21)や、新曲「夜明けまで強がらなくてもいい」(9月4日発売)で新センターを務める遠藤さくら(17)らがシングル「Sing Out!」をパフォーマンスし、若者たちから大歓声を浴びた。

気温30度を超える夏の浜辺に、乃木坂46と、全国から募集した多数の仲良しティーングループが集合した。やぐらの上に乗った齋藤が「今日は暑い中、遠くまで来てくださってありがとうございます!」とあいさつ。筒井あやめ(15)は「この夏最高の思い出を作りましょう!」と呼びかけ、拍手を浴びた。「Sing Out!」のラストの部分を全員で大合唱。やぐらの周りで一緒に踊る若者たちも笑顔を見せた。

乃木坂46には若年層のファンも多く、コンサートでも10代、20代の男女が客席を埋める。「テレビ番組の視聴率も、若年層に強い傾向がある」と話すテレビ関係者もいる。関係者によると、乃木坂46を起用して以降、ティーン1人当たりのファンタグレープ・オレンジ500ミリリットルペットボトルの購入頻度が、昨年の2倍以上に伸びたという。

撮影の合間には女性ファンから「かわいい~!」と声が上がり、「ずっと応援してます」「握手会行きます!」などと声を掛けられていた。齋藤が「今日はすてきな夏の思い出ができました! 皆さんはどうでしたか?」と尋ねると、大歓声があがった。今をときめくトップアイドルたちとの撮影は、夏休みの学生たちにとって貴重な思い出となった。【横山慧】

◆ファンタ坂学園(ファンタざかがくえん) ファンタと乃木坂46がコラボしたキャンペーン。集まる誰もがおいしくハジけて仲良くなれる学園という設定。インスタグラムの公式アカウントはフォロワー19万人。この日の撮影の模様や完成したミュージックビデオはAbemaTVの特番で放送する予定。