お笑いトリオ、森三中の黒沢かずこ(41)が新型コロナウイルスに感染したと4日、所属吉本興業が発表した。またメンバーの大島美幸(40)と村上知子(40)が保健所により濃厚接触者と判断され、8日までの自宅待機が決定した。

黒沢は先月21日の昼に発熱症状が出たが、同日夕方には平熱に戻った。医師の指導で2日間自宅療養後、25日に仕事復帰。テレビ収録ではなかったが大島、村上とともに撮影をこなした。だが26日にプロ野球・阪神の藤浪晋太郎投手(25)が嗅覚の異常を訴え陽性と判明したと報道された。味覚、嗅覚異常を覚えていた黒沢が、自身も感染している可能性があるとみて同日以後の仕事を全てキャンセルしていた。

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森三中がレギュラーの日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」は、5日は番組対抗特番として放送される。収録は発症以前の先月17日で予定通り放送見込み。テロップを出すかを検討中だ。リポーターを務めるTBS系「王様のブランチ」では同18日が直近のロケで、すでに2週間以上経過している。

黒沢が単独レギュラーのテレ玉「いたくろむらせのオンとオフ」は先月21日のロケが最後。レギュラーのNMB48村瀬紗英は今月4日、ツイッターで同ロケ後に黒沢が体調を崩し病院に行ったと明かした。自身については2週間が経過して保健所から経過観察必要なしの連絡があったとし「回復を心から願っています」とした。またガンバレルーヤは4日のCBCテレビ「なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ」(東海ローカル)の出演を急きょ見送った。症状はないが、先月25日以降黒沢の関係者との接触があったため。