人間国宝で15年に亡くなった桂米朝さん(享年89)の最後の直弟子、桂宗助(56)が、20日に配信された大阪・天満天神繁昌亭のYouTubeチャンネル「みんなで小噺数珠つなぎ」へ、電話で出演した。
宗助は来夏に2代目桂八十八(やそはち)を襲名する。「八十八」は米朝さんの俳号で「米」の文字を分解したもの。3月20日から開催予定だった「米朝五年祭 米朝まつり」の口上で襲名を報告するつもりであったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公演が中止となった。
この日配信された番組では、宗助への電話インタビューが行われ、新型コロナウイルスの影響に、「これも仕方ないですもんね。とにかく自粛はしてるんですけど、いつまで続くか」と話した。
自宅待機中である近況に触れ「我々、動かんことには仕事にならんですもんね。動けないのが一番つらい」と心境を語った。
宗助は料理人の仕事をしていたが、子どものときから好きだったという落語を諦めきれず、88年に米朝さんに入門。JR大阪駅前の店で働いていたときのことを振り返り「すぐそばがサンケイホールで、師匠は独演会をやってましたんで、お正月とか何とかになると、独演会前になると、垂れ幕が出るんですね。そんなんをずっと見て通ってたもんですから」と話した。
繁昌亭は緊急事態宣言を受けて、5月10日まで休館。YouTube「繁昌亭チャンネル」も一時休止となっていたが、4月11日から再開し、新番組「みんなで小噺数珠つなぎ」の配信がスタートしていた。



