新型コロナウイルスに感染し療養していた爆笑問題田中裕二(55)が20日、レギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、番組復帰した。

田中は療養後2度のPCR検査で陰性と診断され、16日から仕事復帰。番組では自身の症状や休養中の過ごし方について語った。

感染初期はのどの痛みを感じたといい、発熱については「最初は平熱で、2日目から頭痛が。3日、4日後から熱が出ました。その頃には熱も頭痛もない。その後は37、8度台を行ったり来たり。1週間から9日くらいかけて熱が下がった」と振り返った。

軽度の肺炎と診断されたものの「アビガンとかレムデシビルを投与するほどではない。医者から言ったら軽症」とし、治療については「熱が出たら解熱剤を飲んだりっていう、対症療法です」。味覚異常はないが、嗅覚に影響が出ており「(現在も)においは5割くらいしか戻ってない」と明かした。

一方で入院中は「ジャイアンツが絶好調だったので、ずっと野球を見てました」とニンマリ。入院していた12日間は病室に引きこもりきりで「外の風には一度も当たってない」と語った。

また医療従事者へも感謝。病室に入るたびに防護服を替えるなど苦労を目の当たりにし「全部の部屋でやっているから、これは本当に大変」と話した。

田中は、妻でタレントの山口もえ(43)が先月25日にPCR検査で陽性と診断されて入院。濃厚接触者として自宅待機していたが、同26日に田中も陽性と診断され、せきなどを発症して入院していた。夫婦と3人の子どもの一家5人で入院していたが、山口と子どもたちは5日に退院。田中もその後7日に退院していた。

田中は先月30日から番組を欠席。3週ぶりの出演となった。療養期間中は、ずん飯尾和樹(51)霜降り明星せいや(28)ハナコ岡部大(31)が週替わりで田中の代役を務めた。

同番組では、アシスタントの山本里菜アナウンサー(26)も新型コロナに感染。療養し先週13日から番組に復帰している。