絵本作家を目指してTBSを2月いっぱいで退社することを発表した伊東楓アナウンサー(27)が、自身初の書籍が3月に出版されることが決まるまでの経緯を明かした。伊東アナは「決まった時は本当に胸が震えて涙に溢れそうになりました」とつづった。

伊東アナは7日放送のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」で、2月末で退社し、絵本作家を目指してドイツに移住することを発表。

3月19日に本が出版されることもあわせて告知していたが、8日に更新したインスタグラムで、「本を出したい、と思ったきっかけは、アナウンサーとしてではなく本当のわたしを知って欲しいというとてもシンプルな想いからでした。実は、今回出す書籍は、会社の力は一切借りずにたった一人で始めたことでした」とした。

インスタグラム等では自作の詩や絵を公開していたが、「出版経験がなく、後ろ盾もない無名の私がたった一冊の本を出すことが本当に難しいことを知り、甘く無い現実に心が折れそうになりました」という。それでも、伝手をたどって出版・編集関係者への企画書を持ち込みを続け、「伊集院さんをはじめ応援してくださる方の支えもあり、半年間 情熱を持ち続けた結果、味方になってくださる光文社の皆様に巡り会えたのです。決まった時は本当に胸が震えて涙に溢れそうになりました」と伊東アナ。感謝の言葉をつづり、「みなさんが少しでも元気になってくれるような そんな一冊にしたいと思います」とした。