俳優岡田将生(31)と志尊淳(25)、女優平手友梨奈(19)が21日、映画「さんかく窓の外側は夜」(22日公開)の公開前夜祭の舞台あいさつに出席した。昨年10月の公開予定が、新型コロナウイルス禍で延期になっていた。

岡田と志尊がダブル主演。岡田は霊をはらえる男、志尊は霊が見える男で心霊探偵バディを組む。平手は呪いを操る女子高生役。

岡田は「1年前に撮影して、やっと明日から皆様に届けられることをうれしく思います」。志尊は「この作品が皆さんに届いたことが、うれしくて、うれしくてしょうがない」と話した。

志尊が「宣伝では僕たち2人と平手さんが対立しているようになっていますが、実は3人で大きなものに立ち向かっている」と言うと、平手は「味方になりましたね」と笑顔。志尊が「でもメーキングを見ると、北川景子さんとのシーンで平手さんがアーッとなっていました」と指摘すると、平手は「短いシーンでしたが、共演できてうれしかった。個人的には、そこが見どころです。運命という言葉で表すのが正しいのかわからないけど、北川さんと共演できたのがうれしい」と話した。

平手は「(岡田、志尊との)3人での共演シーンというのは、あまりなくて、撮影していない時間に一緒にすごしたのが印象に残ります」。森ガキ侑大監督(38)は「2人が平手さんを『テチ』と呼んでるのがうらやましかった。今日は、呼ばせてもらいます。テチ!」。平手は「陰でうらやしがっていたのを、今日知りました。テチと呼ばれてうれしかったです。この作品の細かなところも見ていただけたら幸いだなと思います」と話した。