「眠狂四郎」「古畑任三郎」などの人気ドラマシリーズで知られる俳優田村正和(たむら・まさかず)さんが4月3日に都内の病院で、心不全のため亡くなった。77歳だった。
1988年に放送されたフジテレビ系連続ドラマ「ニューヨーク恋物語」で共演して、最終回の田村さんにテラスで髪の毛を洗われるシーンが話題になった女優岸本加世子(60)が所属事務所を通じてコメントを発表した。
「突然の訃報に身体の震えが止まりません。『ニューヨーク恋物語』で相手役をさせていただいてから、ずっと大好きな俳優さんでした。いつも私のバカ笑いを『その笑い方やめろ!』と注意され、その注意される事がうれしくてまたガハハとバカ笑いをし、でも最後は優しくほほ笑みながら頭をコツンとしてくれました。もう1度『正和さーん』と抱きついて甘えたいです。寂しいです。岸本加世子」