女優高橋恵子(66)が芸歴51年目にして初のミュージカル主演に挑む舞台「HOPE」(17日まで、東京・本多劇場)のプレスコールが1日、同所で行われた。
同作は著名作家の所有権をめぐり、実際にイスラエルで起こった裁判をモチーフにした法廷劇。高橋演じる主人公ホープは、イスラエル国立図書館と、ユダヤ人作家ヨーゼフ・クラインの原稿を巡り争う老女。Kはクラインの頭文字で、ホープらが守ってきた原稿の擬人化で、永田崇人(28)小林亮太(22)のダブルキャスト。俳優新納慎也(46)が初めて演出のほか、脚本、訳詞も手掛けた。
初のミュージカルについて高橋は「歌って踊って芝居して、ミュージカル俳優ってすごいと。私にはできないと思っていたけど、音楽って素晴らしいと思った。言葉だけでは伝わらないことが音で伝わることもある。ハーモニー、ミュージカルの素晴らしさを実感した」と話した。
初演出の新納は「昨年4月、この劇場の舞台に立っていましたが、4回しか上演できず、不要不急ということで舞台を降りました。今回、カムバックできて感激です。映像や配信などもありますが、同じ空間で役者の呼吸を感じる劇場で、心を動かしていただきたいと思います」。新納の演出については、永田も小林も「自らこうやるんだと、歌って、演じてくれる。空気感も温かく、ピリつくこともありません」と声をそろえた。
「HOPE」はこの日夜から開演。緊急事態宣言が解除されたことから当日券もある。



