水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第16話が23日放送され、世帯平均視聴率が13・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)だったことが24日、分かった。個人視聴率は7・8%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%、第8話は11・2%、第9話は12・2%、第10話は13・4%、第11話は14・5%、第12話は12・4%、第13話は12・8%、第14話は12・1%、第15話は12・7%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。

オフィスビルの屋上で、中年男性の刺殺遺体が発見された。被害者は、広告会社の社員、中松誠(高橋和也)。複数の刺し傷があったことから、捜査一課は怨恨(えんこん)の可能性を視野に捜査を始めた。手掛かりは、凶器である刃渡り22センチのハサミと、ハサミの指紋を拭ったとみられる「T」の文字が入ったハンカチ。

右京と亘は、いつものようにシレっと捜査に加わり、関係者に聞き込んだ。中松は出世争いに負け、閑職に追いやられていたことが判明し…。