フジテレビの佐久間みなみアナウンサー(24)が、来月9日からスポーツ情報番組「S-PARK(スパーク)」(土曜深夜0時35分、日曜午後11時15分)のメインキャスターに就任することが25日、発表された。
佐久間アナは、上智大を卒業して20年に入社。現在は土、日曜夕方の「FNN Live Newsイット!」のスポーツキャスターを担当している。
「驚きと不安と喜びが一気に押し寄せてきました。そこから徐々に1つ1つの感情をかみしめられるようになり、やっと落ち着きを取り戻しつつあります。プレッシャーや不安は非常に大きいですが、新しいことに挑戦できることはうれしく、本当に光栄なことだと思っています」。
そして「英語でインタビューをするというのは入社前から挑戦してみたいと思っていたことの1つですが、個人的に興味があるのは、海外の実況を取り上げていくことです。例えば、今年1月22日に開催された『X GAMES Aspen 2022 男子スノーボードハーフパイプ』に出場した平野歩夢選手の実況で、技を決めた後、“there’s no Wi-Fi up there”(あそこにWi-Fiはない)と話していました。つまり、“Wi-Fiが届かないほど高く飛んでいた”ということです。海外ならではの表現の仕方に魅力を感じ、このようなことを少しずつ取り上げていくのも面白いのではないかと思っています」と話している。
目標とするキャスター像について「月並みですが、選手の皆さんはもちろん、見ている方々に常に寄り添えるキャスターでありたいです。取材を重ねて勉強をすることで知識は増えていくと思いますが、知識だけでは語れない部分をしっかりと言葉にする。そして、今までスポーツに興味がなかった方に少しでも“見てみたい”と思ってもらえるような、伝え方を意識していきたいと考えています」。
好きなスポーツは「フィギュアスケートです。スポーツというべきか、芸術というべきか。試合はもちろんなのですが、エキシビションを見るのが特に好きです。試合では禁止されている後方宙返りをはじめ、ユニークな衣装、そして何より選手の豊かな表情など、1人1人の個性があふれ出ている雰囲気にひかれます」と魅力を語っている。
取材したいアスリートは「日本も多くのメダルを獲得し盛り上がりを見せた北京冬季オリンピックで、金メダル2個、銀メダル1個を獲得し、世界から注目されているフリースタイルスキー谷愛陵(こく・あいりょう)選手(中国)です。恥ずかしながら、この北京オリンピックで谷選手のことを知りましたが、試合での強さは言わずもがなですが、その言動から感じられる人としての強さはどこからきているのか、ぜひとも取材してみたいです」。
現在、メインキャスターを務めている先輩の宮司愛海アナウンサー(30)からアドバイスを受けた。「宮司アナの言葉で特に印象に残っているのは“知らないことは武器でもあるんだよ”という言葉。宮司アナもスポーツキャスター就任直後は知らないことばかりだったそうですが、知らないからこそ見えること、伝えられることがあるのだと教えてくれました。もちろん勉強はしっかりとしていきますが、焦らず自分らしく向き合っていこうと思えるようになりました。そして“絶対大丈夫!”とヤクルトの高津監督のような言葉をもらったのも印象的です(笑い)。“等身大に、ありのままに”をモットーに、自分が今できることに1つずつ取り組んでいきます。“まずはワクワクを作るところから始めていこう”と、宮司アナからもらった言葉を胸に精いっぱい頑張っていきます。どうか温かい目で見守っていただけますとうれしいです。よろしくお願い致します」と話している。
蓮沼貴宏チーフプロデューサーは「入社3年目になる佐久間アナには、積極的に現場に足を運んでもらい、視聴者を代表する気持ちで多くのアスリートにどんどん素朴な疑問をぶつけてほしいと思っています。競技の知識というよりも、新人MCらしい情熱と明るい笑顔で、戦いの裏側にあるアスリートの喜びや悲しみ、努力や苦悩、葛藤や情熱など多くの思いを聞き出し、そういった面からスポーツの深さを伝えてもらいたいと思います。また、新人MCらしく現場で感じた“わくわくドキドキ”も伝えてもらい、視聴者を明るい気持ちにし、明日から頑張ろうと思ってもらえる番組にしてほしいと考えています。大谷翔平選手を例に挙げるまでもなく活躍の場を海外に移すアスリートは増え続けています。彼女には海外にも取材に行って、得意な英語でアスリートやアスリートを支えるスタッフ、また日本人だけではなく世界最高峰の海外アスリートにもインタビューしてほしいと考えています。まずはスポーツを楽しみながら、失敗を恐れず“佐久間みなみ”という新しいMC像を作り上げていってほしいと思います」と話している。



