13日放送の劇団EXILE町田啓太(32)主演のフジテレビ系連続ドラマ「テッパチ!」(水曜午後10時)第2話の平均世帯視聴率が14日、5・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。

初回の7・6%より2・0ポイント、ダウンした。

平均個人視聴率は3・2%。初回の4・2%より1・0ポイント、ダウンした。

町田にとって、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演となる同ドラマは完全オリジナル作品。町田演じる主人公の国生宙(ひろし)は、高校時代はラグビー部のエースとして活躍するも、けがで断念。卒業後も定職に就かずフラフラした人生を送る中、ひょんなことから“やけっパチ”な気持ちで陸上自衛隊の候補生となる。身を守る鉄帽“テッパチ”をかぶるにふさわしい自衛官を目指していく。

第2話で、陸上自衛隊の候補生になった宙は、同じ第1班の荒井竜次(佐藤寛太)と隊舎内のジムで乱闘騒ぎを起こす。教官のひとり、桜間冬美2尉(白石麻衣)から「輪を乱す人間がひとりでもいれば命取りになる。そんな人間はここには必要ない」と叱責(しっせき)され、自衛隊を辞めようとする宙。

それを知った教育中隊長の八女純一(北村一輝)は「そうやって逃げ続けて生きていくのか」と宙を挑発し、荒井と決着をつけたいのならケンカではなく訓練で決着をつけろ、と告げる。来週行われる体力検定の場で勝負すればいい、というのだ。

引くに引けず、それを受けた宙は、同じ第1班の馬場良成(佐野勇斗)に立会人を頼み、荒井に勝負を申し込む。すると荒井は、ただ勝負するだけではつまらない、と言って「負けた方がここを辞める」という条件を出す。それ以来、宙と荒井は、訓練中はもちろん、掃除や自由時間のときですら何かと張り合うようになっていった。

そんなふたりの姿を見ていた第1班の丸山栄一(時任勇気)、渡辺淳史(坂口涼太郎)、小倉靖男(池田永吉)、西健太(藤岡真威人)は、どちらが勝つか賭けよう、と言い出すが、真相を知っている馬場は1人心配していた。そして、体力検定の日がやってきた。