サザンオールスターズ桑田佳祐(67)が2日、日本テレビ系「news zero」(月~金曜午後11時)に初出演した。有働由美子キャスター(54)と特別インタビューが実現。対面したのは5年ぶりだった。

今年、デビュー45周年イヤーを迎えた国民的ロックバンド。4年ぶりとなる新曲を3カ月連続でリリースし、さらに9月には10年ぶりに地元・茅ケ崎でライブ開催を発表するなど、昭和・平成・令和の世代をまたいで、音楽シーンの第一線を走り続けている。今回、サザンの数々の名曲が生まれた聖地「ビクタースタジオ」の401スタジオでインタビューが行われた。

この日、3カ月連続リリースの新曲第2弾「歌えニッポンの空」が配信された。桑田は10年に患った食道がんを振り返りながら「僕が病気をしたときに、12~13年前に『がん』をやったんですけど、よく行くおそば屋さんで、そこのお母さまに心配していただいて。『空はつながっているから』って。『空はつながってるか』と思って。まぁそうだよなってなって」と語り始めた。

有働アナからは「『空はつながっている』っていうのは、どういうふうに解釈を」と聞かれ、桑田は「日本国内だけじゃなくて、遠くの国の問題もひとごとじゃないし、『空はつながっている』という意味は、そういう立場になって考えることができるかな、ということかもしれない」と語った。