米議会で先月末、未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会が開かれ、政府は墜落した未確認飛行物体を回収して保持しているだけでなく、操縦していた「人間ではないパイロット」の遺体も持っていると米軍の退役軍人が証言したことが大きなニュースになったが、今度はメキシコで巨大な円盤型のUFOらしき物体が上空を移動する様子を撮影した動画が拡散され、「エイリアンの侵略か」と話題になっている。
英サン紙などの報道によると、TikTokに投稿されたメキシコ北東部タマウリパス州で撮影された17秒ほどの映像には丸い光の輪に囲まれた謎の物体が夜空をゆっくりと飛行しており、現在までに532万回以上再生され、6000件近いコメントが寄せられているという。撮影者によると、空を飛ぶ円盤は円を描き始めたあと消え、やがて小さな星になって進み続けたという。動画を見たユーザーからは、「エイリアンの存在が確認された」「UFOは存在すると知っていた」「イエス・キリストの再臨だ」など多くのコメントが寄せられている。
他の目撃者からもコメントが寄せられており、「飛行物体から数メートル以内に近づいた。煙の輪を吹きながら消えていった」との証言も出ているという。一方で、「エイリアンが存在するなら、すでに私たちは攻撃されているはず」「ロケットだ」と否定的なコメントもあるという。
米国ではネバダ州ラスベガスで「自宅の裏庭にUFOが墜落した」との通報を受けて警察が出動する騒動が起きている。また、仏でも6月下旬に空に奇妙な煙が出現したとしてUFOの存在を疑う声が上がり、政府が新世代ミサイルとし各国が開発を競う極超音速機の初飛行を行ったことを認めざるを得なかったという。
英エクスプレス紙は、目撃された未確認飛行物体の正体がなんであれ、UFOへの関心は高まるばかりで、単なるネットの陰謀論的なものではなくなっていると伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



