俳優佐藤浩市(62)が25日、都内で、横浜流星(26)とのダブル主演映画「春に散る」(瀬々敬久監督)初日舞台あいさつに登壇した。
佐藤は撮影中から手応えがあったといい「皆のボクシングシーンを見た時に『これはいけるんじゃないか』という感覚はありました。何度も言いますけど、お客さんを目の前にすることで僕らの仕事は終わった。お客さんがどう伝えてくれるか、どう心に残るか聞かせて頂きたい」と話した。
27年ぶりの映画出演の決め手が佐藤だったという山口智子(58)も「痛くてつらくて、家族を巻き込んで、血だらけで、ボクシング意味不明って思ってたんですけど」と話し出し「さいたまスーパーアリーナに寺地さんと京口さんの試合を見に行ったんです。心に浮かんだ言葉は『美しい』って。思っちゃったんですよね。ウソが無くて、立ち現れる奇跡のような聖なる輝き? ボクシングって何だかすごいなって思っちゃいました」と魅力を語った。
この日の舞台あいさつにもダブル主演の横浜ファン”流星群”が大勢詰めかけた。佐藤は「痛いのが苦手な女性たちでも、流星群じゃない女性たちも楽しんでもらえれば。これから第1コーナー、第2コーナーに差しかかる人でも明日、あさってを考えられる作品です」とアピールし、横浜流星ファンを笑わせた。
同作は、ボクシングに造詣が深いことで知られる作家・沢木耕太郎氏の同名小説の映画化作品。佐藤は不公平な判定で負け、米国へ渡り40年ぶりに帰国した元ボクサー広岡仁一、横浜は不公平な判定で負けて心が折れ、1度はボクシングを辞めていたが、居酒屋で仁一と殴り合い、初めてKOされて教えを請う黒木翔吾を演じた。
橋本環奈(24)哀川翔(62)小澤征悦(49)瀬々敬久監督も出席。



