NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜午前8時)の第108話が30日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、里中(いとうせいこう)や岩崎(皆川猿時)からの推薦で、万太郎(神木隆之介)は学術研究員として台湾へ行くこととなった。恩田(近藤公園)から護衛用にピストルの購入を命じられるが、万太郎は納得できない。徳永(田中哲司)からは帝国大学の人間としていくことを自覚するよう注意を受ける。万太郎から話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は、ピストルの代わりに「日本植物志図譜」をお守りに持たせ、台湾へと見送るのだった。

台湾の案内人、陳志明(朝井大智)が不穏なムードを漂わせた。

X(旧ツイッター)には「きな臭い時代」「国益となる植物なんてあるの?」「良いように使われ過ぎ万太郎」「懐中時計分解癖(笑)」「寿恵ちゃんはハイヤーでご帰還」「ラストの陳さんの目がヤバそうに見えた」「台湾、何もかも不穏すぎる」「案内人、最後の思わせぶりなカット!何か良からぬことを考えている様子だ!」「怪しいぞ陳くん 万太郎もしいかりせい」などとコメントが並んだ。

同作は108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。万太郎(神木隆之介)を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。