NHKは14日、俳優の伊東四朗(86)が、プレミアムドラマ「老害の人」(5月5日スタート、午後10時)で主演を務めることを発表した。
「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」に続く、内館牧子氏が原作の「老後」小説の第3弾で、全5話で構成される。今回は「老人VS若年」がテーマ。昔話や説教、病気自慢、無気力、そしてクレーマーと老害をまき散らす老人たち。一方で「老害」にうんざりする若年層の対立構図に焦点を当てる。
物語は、埼玉県川越の近くに住む一家を中心に、会社を娘の夫に譲ったはずの戸山福太郎(伊東)と、近所の老人5人、老害五重奏がコロナ禍に巻き起こす騒動と、家族たちの群像活劇で双方の本音がぶつかった先に吹く風を描く。
放送期間中に87歳の誕生日を迎える伊東は「内館さんのドラマはこれで4回目です」と喜んで主演を快諾した心境を語った。「NHKでは朝ドラ『私の青空』以来です。さて、今回は『老害の人』です。私、ピッタリの年齢になりました。周りにどれほど影響を与えているのかシッカリ見て下さい」とコメントした。
主な出演者は、戸山明代役に夏川結衣、戸山純市役が勝村政信、吉田武役の前田吟、吉田桃子役の日色ともゑ、林春子役には白川和子、竹下勇三役は小倉蒼蛙、林里枝役が羽田美智子、山本和美役は高橋惠子、村井サキ役の三田佳子ら豪華な顔ぶれがそろった。
2024年の伊東はNHKドラマに加えて舞台「熱海五郎一座 スマイルフォーエバー~ちょいワル淑女と愛の魔法~」(6月2日~27日、新橋演舞場)にも出演する。ラジオの文化放送「親父・熱愛(オヤジ・パッション)」(土曜午後3時)もレギュラー出演しており、精力的に活動している。



